抽象画は見る人の感性を育てます。
でも、見方がよくわからない、理解できない!と最初は思うかもしれません。
見る人、見るタイミング、その日の気分でちがった絵に見えてきたり、ちがったものを絵の中に発見できたりするのが抽象画のおもしろいところ。悲しい時、嬉しい時、イライラする時、、、、
いろんな時にゆっくり絵を眺め、心に湧き上がってきた感情を”そっとふくらませ”ます。
抽象画の中に、何かの形をみつけようと目を凝らしたり、思考を働かせてどうやったらこんな形になるのかなどと考えたりしていると,抽象画の本来の良さが味わえなくなります。
どんな印象を受けたか、どんな気持ちになったか、何を感じたか、、、心に生まれた感情が大切!
感性を呼び覚ましましょう!何も考えずに見るだけでもいい,とにかく抽象画に触れるようにしてみてください。いつか必ず、心に響く絵に出会えますよ!
それでは、ヴィタリエ ズブコの抽象画を少し見てみましょう。
次の絵は、モルドバの要素を取り入れた日本の風景画です。植木、畑、山、空が
すっきりと描かれており、清々しさを感じます。青がきれいですね!
こちらは、日本の桜がテーマの抽象です。潔く不要なものを削ぎ落として描かれた絵。
素敵な春のリズムを感じませんか。桜が、木全体を高揚させてすばらしい花を咲かせている様子が伺えますね!みているだけで楽しくなります。
3枚目。関東平野に広がる植木畑、自然、大地。
色々なものがかたどられています。
モルドバ伝統の織物の柄と、日本な風景をマッチさせた抽象画です。
画家の感性が詰め込まれた作品!
4番目の絵!「春」です。
寒い冬から解き放たれた木、花、太陽、空。歓びに満ちたシンフォニーが聞こえてきます。
さて、あなたにはこれらの抽象画はどのように「見えた」でしょうか??
自分の気持ちのままに感じてみてください。
それが、正解です。
抽象画は、「自由に観る」、枠にとらわれない絵なのです。
ヴィタリエ ズブコの抽象画ギャラリーはこちら